「朝起きたら目が腫れてる」、「目がゴロゴロして充血している」こんな経験をされたことはありませんか?
目の腫れや充血はものもらい・結膜炎が原因の可能性があります。
突然な目のトラブルは不安になりますが、市販の抗菌成分配合の目薬で症状が改善することが出来ます。
そこで今回はものもらい・結膜炎に効く目薬の選び方について解説していきます。
- ものもらい・結膜炎とは
- ものもらい・結膜炎に効く目薬の選び方
- 抗菌目薬の注意点
- おすすめの抗菌目薬
ものもらい・結膜炎の確認の仕方
突然の目の腫れや充血はものもらい・結膜炎は目の可能性があります。
2つの症状の特徴を紹介するので確認してみてください。
ものもらいの症状
ものもらいは、まぶたにある脂腺や汗腺に細菌が感染したり、分泌物が詰まったりすることで起こる炎症です。
上記の画像のように目が腫れていたり、しこりができているものがものもらいの症状になります。
ものもらいは大きく分けて2種類あり、「麦粒腫」、「霰粒腫」に分けられます。
麦粒腫はまつげの毛根に細菌が感染して起こります。まぶたの縁に小さな赤い腫れができ、比較的早い段階で痛みが出やすいのが特徴です。
霰粒腫はまぶたにあるマイボーム腺という皮脂腺の出口が詰まり炎症を起こします。基本的には痛みや赤みを伴わないことが多いのが特徴です。
結膜炎の症状

結膜炎は、上記の画像のように目の表面を覆う薄い膜である結膜に炎症が起こる症状です。
目やにが多くなったり、目の痒みやゴロゴロするような異物感も見られます。
結膜炎には大きく分けて3種類あり、「細菌性結膜炎」、「ウイルス性結膜炎」、「アレルギー性結膜炎」に分けられます。
細菌性結膜炎 | 市販の目薬で対応可能 |
---|---|
ウイルス性結膜炎 | 病院への受診必須 |
アレルギー性結膜炎 | 市販の目薬で対応可能 |
細菌性結膜炎
細菌性結膜炎は細菌が目に入り感染します。目やにが多く出るのが特徴です。市販の目薬でも対処可能なものが多いです。
ウイルス性結膜炎
ウイルス性結膜炎は強い感染力があり、周りに移す可能性があるため危険です。
ウイルス性には市販の目薬は効かないので、病院への受診が必要です。
アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎は花粉ハウスダストなどのアレルギー症状で起こる結膜炎です。
今回で紹介するものではなく、抗ヒスタミン成分の目薬を選びましょう。下の記事から確認してみてください。
アレルギー症状の目薬

ものもらい・結膜炎に効く目薬の選び方

ものもらい・結膜炎のときには抗菌成分が入っている目薬を選びましょう。
市販の目薬に使われている抗菌成分はスルファメトキサゾールナトリウムになります。
抗菌作用は細菌がDNA合成に必要な葉酸の生成を阻害し、細菌の増殖を抑制する作用があります。
目薬の種類で選ぶ
ものもらい・結膜炎の目薬は2種類あり、複数回タイプと使い切りタイプがあります。

それぞれの特徴を確認してみましょう。
複数回のタイプの特徴

複数回タイプのメリットは以下のようになります。
- 使い慣れている
- 値段が安い
- 量が多い
複数回タイプの目薬は使い切りタイプに比べて量が多く値段が安いことが挙げられます。
複数回タイプのデメリットは以下のようになります。
- 菌が繁殖しやすい
- 使用期限が短い
複数回タイプの目薬は同じものずっと使うため、菌が繁殖しやすいデメリットがあります。
基本的には使用期限が1、2ヶ月であるため、使い切れずに終わることも多いです。
使い切りタイプの特徴

使い切りタイプのメリットは以下のようになります。
- 常に清潔に使える
- 保存が出来る
- 防腐剤無添加のものが多い
1回使い切りなので、常に清潔な状態で使用でき、細菌感染のリスクを抑えたい場合におすすめです。
ものもらいや結膜炎が治ったときには、余った分を次回に回せるのも良い所です。
使い切りタイプのデメリットは以下のようになります。
- 少し値段が高い
- 手間がかかる
使い切りタイプの目薬は同じものずっと使うため、菌が繁殖しやすいデメリットがあります。
基本的には使用期限が1、2ヶ月であるため、使い切れずに終わることも多いです。
抗菌目薬の注意点

注意点1、真菌・ウイルスには効果がない
市販の抗菌目薬は細菌の増殖を抑えることを目的とした薬であるため、真菌やウイルスには効果がありません。
特にウイルス性結膜炎の多くは特効薬がなく、自宅療養が基本です。
3~4日市販の抗菌目薬を点眼して治らない場合には、必ず眼科を受診して適切な治療を受けることが重要です。
注意点2、サルファ剤アレルギーの人
抗菌目薬にはスルファメトキサゾールナトリウムという、サルファ剤が使用されています。
そのため、サルファ剤によりアレルギー症状を引き起こしたことがある場合には、使用を控えましょう。
おすすめの抗菌目薬(使い切りタイプ)
【第2類医薬品】ロートクリニカル抗菌目薬i

By.楽天
- 成分を最大濃度配合
- 痒みを抑える
- 清涼感がある
今すぐに治したいのなら、ロートクリニカル抗菌目薬iがおすすめです。
3つの有効成分を最大濃度配合しており、効き目は抜群です。
抗ヒスタミン成分であるクロルフェニラミンマレイン酸塩も入っているので、痒みが酷い人に適しています。
【第2類医薬品】サンテメディカル抗菌

By.楽天
- 高粘度でとどまりやすい
- 組織代謝に優れている
目を早く回復させたいのなら、サンテメディカル抗菌です。
高粘度で患部にとどまりやすいため、効果を早く実感出来ます。
組織代謝の成分も多く、ものもらい・結膜炎で傷ついた目を素早く修復しましょう。
【第2類医薬品】抗菌アイリス使いきり

By.楽天
- コスパが良い
- 目の炎症に良く効く
お手頃な値段をお求めなら、抗菌アイリス使いきりがおすすめです。
値段が他に比べて安く、手に取りやすいのが魅力的です。
目の炎症に効く成分が多いので、炎症が酷い方に適しています。
おすすめの抗菌目薬(複数回タイプ)
【第2類医薬品】ロート抗菌目薬EX

By.楽天
- コスパが良い
- 目の血行を促進する
抗菌目薬に迷ったのなら、ロート抗菌目薬EXがおすすめです。
値段も安く、内容量も10mlと使いやすい量になっているため、初めてでも使いやすいです。
使い切りとは違い、ビタミンEで抵抗力の低下した目の血行を促進し、ものもらい・結膜炎の治療をサポートしてくれます。
【第2類医薬品】エーゼット抗菌目薬

By.楽天
- 角膜を保護してくれる
- 痒みを抑える
目の良く触ってしまうのなら、エーゼット抗菌目薬がおすすめです。
目を触ると角膜が傷ついてしまうため、角膜保護成分が入っているこちらが適しています。
痒みも抑えてくれる成分が入っているのも心強いです。
【第2類医薬品】サンテ抗菌新目薬

By.楽天
- 有効成分を最大濃度配合
- 痒みを抑える
痒みも治したいのなら、サンテ抗菌新目薬がおすすめです。
抗ヒスタミン成分であるクロルフェニラミンマレイン酸塩も入っているので、目の痒みが酷い人に症状に効きます。
抗菌成分も最大濃度配合しているため、ものもらい・結膜炎に効き目は抜群です。。
まとめ
今回の記事では、ものもらい・結膜炎に効く目薬の選び方について解説してきました。
抗菌成分がある目薬を使えばものもらい・結膜炎を治すことが出来ます。
しかし、市販の目薬では治らないことも多々あるため、数日立って治らなければ病院へ受診が必要になります。
他にも様々な目薬について紹介しているので自分に合ったものを探してみてください。
疲れ目に効く目薬

目がゴロゴロしたときの目薬

目がかすむときの目薬

花粉症でつらいときの目薬
