すぐにうんち（便）を出したい！簡単に便意がくるおすすめの便秘薬・坐薬

「数日便が出てなくてお腹が張って苦しい」便秘に悩む方なら、一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

そんな時には便秘薬を飲むことでお通じをよくすることが出来ます。

この記事では特にすぐに便を出したい方におすすめの市販薬を紹介するので是非参考にしてください。

刺激性の便秘薬を選ぶ

すぐに便を出したい方は刺激性の便秘薬を選ぶのがおすすめです。

刺激性便秘薬は大腸を刺激して便を出させるものになります。

主に錠剤と坐薬の2種類があります。

市販薬によく用いられる成分は以下の通りです。

どれかの成分が入っていれば刺激性の便秘薬になります。成分によって刺激のさせ方が若干違っています。

センノシド、ピコスルファートナトリウムは大腸の腸内細菌によって分解され、その分解物が大腸を刺激します。

ビザコジルは、大腸の結腸や直腸を刺激して排便を促します。

炭酸水素ナトリウムは炭酸ガスを発生させて腸の運動を促進させます。

他にも便に水分を与えて柔らかくしてお通じを良くすものや、便のかさを増やして大腸に刺激するものがあるので自分の体にあった便秘薬を見つけてみましょう。

刺激性便秘薬がおすすめの方

刺激性の便秘薬がおすすめの方は以下の通りです。

刺激性の便秘薬は即効性が高いことが魅力的です。

腸の運動を直接的に刺激することで、腸の働きを高め排便を促します。

特に、旅行中や生活リズムが乱れたときや、一時的に便秘に悩まされているときにも便利です。

また、錠剤の場合には寝る前に飲むことにより、朝起きるときにお通じをよくすることも出来ます。

刺激性便秘薬の欠点

刺激性便秘薬のデメリットは以下の通りです。

刺激性便秘薬に頼ってしまうと癖になる場合があります。

癖になると便秘薬を使わないと便が出なくなってしまう危険性があります。

また、便秘薬の刺激に慣れてしまうと効果が弱まる可能性があり、過剰摂取の原因になります。

もしそのような状況になったら、どちらも場合も徐々に便秘薬の使用量を減らしましょう。

今すぐにでも便を出したいとき以外は使わないようにしましょう。

錠剤と座薬の違い

錠剤の特徴

錠剤のメリットは以下の通りです。

錠剤の最大のメリットは手軽に便秘を改善できる点です。

座薬と比べて簡単に使用することができ、いつでもどこでも携帯して服用できるため、忙しい方に非常に適しています。

6～8時間後に効果が現れるので寝る前に飲むことにより、便通のリズムを整えることも出来ます。

また、自分の便秘の酷さに合わせて服用する量を調整できる点も錠剤の大きな魅力となっています。

錠剤のデメリット

錠剤のデメリットは以下の通りです。

長期間の使用による副作用には注意が必要です。

継続的な服用は薬の刺激に依存してしまい、腸の本来の機能を低下させる可能性があります。

便秘薬は症状が現れたタイミングで飲むように心掛けましょう。

坐剤の特徴

坐剤の特徴は以下の通りです。

坐剤の最大のメリットは即効性が高い点です。

坐剤は腸から直接吸収されるため、錠剤よりもはるかに早く効果を発揮します。

即効性が高いので、旅行中などの時間がないときでも排便することが出来ます。

使い方として便意があらわれても1~3分ぐらいがまんする必要があります。これは薬剤のみ排出され、効果がみられないことがあるからです。

また、胃腸の調子が悪かったり、錠剤が飲みにくい方にとって有効な選択肢となります。

坐剤のデメリット

錠剤のデメリットは以下の通りです。

坐剤の主なデメリットは仕様の難しさにあります。

正確に挿入するのが難しく、適切な方法を知らないと効果が十分に発揮されない可能性もあります。

特徴にもありますが、挿入後に便意があらわれても1~3分ぐらいがまんしてから排便することが望ましいとされています。

そういったところも使用の難しさにつながります。

また、坐剤は体温で溶ける仕組み（36℃から37℃で溶け始める特性）になっています。なので夏場や車内などの保管には注意しましょう。

刺激性便秘薬の注意点

刺激性便秘薬には以下の注意点があります。

1. ビサコジルは服用1時間前後に牛乳を飲まない

ビサコジルの便秘薬と乳製品を一緒に食べてしまうと求めていた効果を得られなくなります。

理由は本来は腸まで薬を届けないといけないものが、乳製品を食べると胃で溶けだすようになるからです。

腸を刺激させる為にも1時間前後の乳製品には気を付けましょう。

2. 症状が現れたときに使用する

刺激性便秘薬は「頓服薬」（症状が現れたときに使用する）で服用するのが基本になります。

継続的に服用すると刺激が癖になり、さらに症状が悪化してしまいます。

そのため、軽い運動や十分な水分補給など薬以外の方法で便秘を改善を心がけましょう。

3. 妊婦の方は流産・早生の恐れがある

妊婦の方は腸の急激な動きに刺激され、妊婦の方は流産・早生の恐れがあります。

使用する前に医師に相談しましょう。

おすすめの刺激性便秘薬（錠剤）

【第2類医薬品】コーラックII 

By.楽天

「便が出なくて困ったとき」、「初めての便秘薬に迷った方」はコーラックII を試してみましょう。

コーラックIIは刺激性の成分に加えて、便に水分を持たせ柔らかくする効能もあるのが特徴です。

また、自分の症状に合わせて錠数を変えて効き目を調整することも可能です。

初めての方は土日に効き目を試してみましょう。

【第2類医薬品】コーラック

By.楽天

ビザコジルのみのコーラックになります。

コーラックIIと比べて便に水分を持たせ柔らかくする成分が入っていません。

なので、便が固くないかたはこちらがおすすめです。

【第2類医薬品】ビューラックA

By.楽天

ビサコジルのみが入っている便秘薬ならこれがおすすめです。

400錠、250錠、100錠、50錠の中から選べるので、幅広く需要を満たしてくれています。

値段も手ごろなので簡単に手を出せるのも良いポイントです。

【指定第2類医薬品】スルーラックプラス

By.楽天

スルーラックプラスはより強力な便秘薬が欲しい人におすすめです。

ビサコジルに加え、センノサイドカルシウムという別の大腸刺激性分で排便を促します。そのため他の便秘薬よりも強い効果を得られます。

また、便に水分を持たせて柔らかくして排便がスムーズに出来るのもポイントです。

【指定第2類医薬品】ベクニスドラッジェ

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ベクニスドラッジェ は頑固な便秘に効く便秘薬です。

ビザコジルに加えて生薬のセンナを加えたドイツで作られた便秘薬です。

他の便秘薬と比べて効果が強いため、少量で効き目が出るのも特徴です。

【指定第2類医薬品】センナ大黄甘草便秘錠

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センナ大黄甘草便秘錠は生薬の刺激性便秘薬が欲しい人におすすめです。

センナ、ダイオウ2種類の生薬を配合しており、強力な効果が期待できます。

生薬の便秘薬は自然由来で比較的安全に使用できるメリットがあります。

【指定第2類医薬品】ヤマモトのセンナTS便秘錠

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ヤマモトのセンナTS便秘錠は安く買える生薬成分の刺激性便秘薬が欲しい人におすすめです。

生薬はセンナしか入っていませんが、450錠も入っているのでかなりお得です。

生薬を試したい人も気軽に試せるのも良いポイントです。

【第2類医薬品】ピコラックス

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ピコスルファートナトリウムの成分が入っている便秘薬のおすすめはピコラックスです。

ビサコジルが効かない、相性が悪いと思ったら試してみましょう。

また、酸化マグネシウムが入っているので胃に優しいのも特徴です。

おすすめの刺激性便秘薬（坐薬）

【第2類医薬品】オイレスA

By.楽天

オイレスAは今すぐに便を出したい方におすすめです。

ビサコジルを含まれており、挿入後に早い場合で3~5分後に穏やかな便意があらわれます。

坐剤が初めての方にも使いやすい小粒タイプになっており、挿入時の負担を和らげてくれます。

【第3類医薬品】コーラック坐薬タイプ

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坐薬で迷ったときにはコーラック坐薬タイプがおすすめです。

コーラックは錠剤の商品もあり、便秘に対しての効き目の信頼感がとても高いです。

炭酸水素ナトリウムが炭酸ガスを発生させて、腹痛を起こしにくく、優しく作用します。

オイレスAと違い10～30分で便意があらわれるので時間を考えて使用しましょう。

【第3類医薬品】新レシカルボン坐剤S

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新レシカルボン坐剤Sは値段が手頃さを求めている人におすすめです。

成分には炭酸水素ナトリウムが使われており、コーラック坐薬タイプと同じになっています。

分量もコーラック坐薬タイプと同じなので、製薬会社を選ばないのであれば新レシカルボン坐剤Sが良いです。

便意が現れるのは10～30分になるので時間を考えて使用しましょう。

まとめ

今回の記事ではすぐに便が出る便秘薬について紹介していきました。

刺激性便秘薬を選べばお腹が張った苦しい便秘を解消することが出来ます！

ただし刺激性便秘薬に頼りすぎると癖になってしまい、お通じが悪くなるので注意しましょう！

腸を刺激して排便を促すのは最終手段ですので、食生活を見直して自分の腸内環境を整えるのが一番大事です！